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なぜ応用理学?
技術士の部門の中でも「応用理学とはマイナーな」と思われるかも知れません。実際、応用理学部門の技術士は全体の6%程度です(まぁ、それでも20部門中5位なんですけどね)。
技術士受験の師匠の言葉の受け売りなのですが、「技術士はエンジニアである。応用理学の技術士も当然エンジニアでなくてはならない。しかし、その中で応用理学には他の19部門にはないサイエンティストとしての視点も要求される」という考えがあります。
私もこの考えに同感しています。技術士に化学部門という部門があります。ここでは、主に化学という道具を使って、「ものづくり」をするための応用能力や課題解決能力が問われているようです。
応用理学部門では、どちらかというと化学というものを進歩させるにあたって、問題となる課題点を抽出し、それを解決するためにはどうすればよいかということが問われているという所があります。
それと同時に、技術者というのは多分に経験論的なアプローチをすることが多いようです。例えば、「以前○○して上手くいったから、次も○○する」という考え方です。製薬なんかでは、ものすごい数の実験をして、所望の効果が得られた試験体を製品にすると聞いています。
理学のアプローチは、まず基本定理・法則ありきです。その定理に懸案となっている事例の条件をあてはめてみて、答えを導き出します。もちろん、どちらかだけのアプローチでよいと言うものではありません。車の両輪のように両方のアプローチが使いこなせてこその科学技術です。
しかし、これまでの経験が全く役に立たないような、新しい問題に対しては応用理学の手法が有効になってくるはずです。
カテゴリー:技術士とは
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