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地熱資源
先の問題に関連して地熱資源について述べるというものです。
地熱資源も再生可能エネルギーです。古くから日本では温泉という形で地熱資源を利用してきました。地熱資源は膨大なエネルギーを有していますので、これを最近では発電にも利用しつつあります。自噴する温泉蒸気などで発電を行なえば、発電所の建設費用と維持費だけで済みます。しかし現実には、そんなに都合のよい温泉は残っていません。
しかし入浴用の温泉と違って、地下深部から汲み上げてくるのも大変ですから、多くの場合は比較的浅部の高温岩体に水を導いて人工的に蒸気を発生させ、その蒸気で発電しています。具体的には、地下へ水を導くための孔と、蒸気を取り出すための孔の2本のボーリングを掘削します。両者の間に亀裂でも通じていれば、一方の孔から水を送り込むと、高温岩体に接触して熱水となり、他方の孔から蒸気が得られます。
幸か不幸か、良質な岩盤で両孔の間に亀裂が通じていなかった場合には、両孔に高圧の水を送り込んで人工的に亀裂を発生させることもあるそうです。
地熱資源は、資源の少ない日本において、比較的豊富に得られる資源であると言えます。また山間部に集中しているため、用地的にも他の用途との干渉が比較的少ないという利点があります。
今後の研究や開発が進めば、国内の重要なエネルギー源となり得る可能性も高いものと思われます。また、炭酸ガス排出問題と絡めて、CDMにより海外への技術移転にも適した技術と考えられます。
カテゴリー:試験の解答例(平成19年度出題より)
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