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炭酸ガスの回収隔離
炭酸ガスを削減するには、化石燃料の使用を控える(省エネ)か、エネルギー供給バランスを変える(化石燃料→非化石燃料)事になります。いずれにしても国民のライフスタイルの変化が必要です。
そんな中で炭酸ガスの回収隔離技術が実用化されれば、ライフスタイルの変化を最小限に留めることができるかも知れません。回収隔離には地中隔離と水中隔離があります。例えば地中隔離では、岩盤の中に二酸化炭素を封入しようとしています。ノルウェーでは既に実用化されていて年間百万トンの炭酸ガスが回収隔離されています。
地中隔離を実用化するにあたっては、貯留メカニズム、特に岩層・地下水・炭酸ガスの三相の相互作用が解明されなくてはなりません。しかし、現在増加している炭酸ガスが、地中から掘り出された化石燃料に由来するものだとするならば、地中から出たものは地中へ、と非常に素直な発想で良い考え方だと思います。
地中隔離の中でも、炭層固定というものがあって、これは特に廃鉱になった炭田に炭酸ガスを吸着させるというものです。副産物としてメタンが採取できます。メタンガスはクリーンエネルギーとして期待が高い燃料電池の原料となりますから、一石二鳥と言えます。
かつ最近は鉄・酸化アルミニウム触媒により、メタンから固体炭素と水素ガスに分離する技術も確立されました。炭酸ガス→メタンガス→燃料電池のクリーンサイクルの実現は比較的近い将来なのかも知れません。
カテゴリー:地球温暖化
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