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古紙再利用
環境負荷を減らす方法として、リサイクルの重要性が語られています。古紙を例に、リサイクルの問題点に触れてみます。
○古紙に見られる再利用の問題点
古紙再生は、年賀はがきにおいて再生率の偽装が発覚し問題となった。この時再生率を上げる事は不可能に近いという点が指摘された。
技術的に不可能なものを受注したという事の是非は置くとして、古紙の再利用における技術上の主な問題点は二つとされている。
(1)脱インク処理
紙の繊維に染み込んだインクを、完全に漂白する事は困難である。従って再生率が上がると、黒ずんだ白くない紙となってしまう。
(2)繊維の劣化
紙の再生を行う際には、一度編まれた状態の繊維をほぐすことになる。この時繊維の劣化が生じる。繰り返し再生が行われたり、再生率が上がると紙の強度が保てない。
(3)解決策
脱インク処理に関しては、溶脱しやすいインクの開発・普及も同時に進めるべきと考える。昨今は余りにも経年劣化の少ない印刷物が多すぎるように思う。用途にもよるが、もっと容易に色あせするインクの開発は別の意味でも需要があると思われる。
また繊維の劣化は分別により解消可能と思われる。強度の必要な再生紙は再生回数の少ないものだけを用い、それ以外は強度を要しないものに使用する。その際、ユビキタスという程でなくともトレーサビリティーのあるタグやQPコードを付着することで分別の手間を省くことができる。
いずれにせよ紙に限らず、環境負荷が少ないのはリサイクルよりはリユース、リユースよりリデュースである。再使用や削減を推進することが重要と思われる。
カテゴリー:地球温暖化
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