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ネットワーク技術
インターネットなどネットワーク技術は伝送媒体の進歩などに伴い、急速な進歩を遂げています。本来、インターネットは戦争時の空襲などに備え、情報拠点が破壊されても伝送経路が確保されることを目的に開発されました。ですから災害時にも有効に機能する点で評価されています。その一つの表れが輻輳の減少です。
電話では、一時期に集中して通信が行われると、通信容量を超えてしまい、全通話が使用不能となります。これを輻輳といいます。このような可能性が考慮される場合、通信事業者は緊急通話を優先的に確保する必要性から、一般公衆回線を遮断します。従って災害時の安否確認の電話や年末年始の挨拶電話は、一時的に非常につながり難い状態となります。
一方、インターネットでも輻輳状態は存在します。しかしインターネットの場合、通信相手と自動的にパケットのやり取りを行います。このため相手のパケットが所定の時間内に返信されてこない場合、輻輳状態にあると自動的に判断して、送信量を減じて再送信を行います。このため、通信容量に比較して相当通信量が多くなっても、通信時間が多少長くなるだけで、全体として通信不可になることは少ないとされています。
話は飛びますが、地球の地軸は僅かではありますが刻々と傾きを変えています。地軸の傾動が把握できないとGPSの測位誤差になるなど影響が大きいため、超長基線電波干渉計で地軸の傾動を測定しています。
具体的には、例えば日本とスウェーデン間で同一の天体を観測するなどしています。従来は日本とスウェーデンでフロッピーディスクをやり取りするなどしてデータ伝送していたため、傾動補正を行うのに三日間かかっていました。これを数年前から高速ネットワーク回線を利用するようになり、数分に短縮できたということです。
出来上がってしまえば、「どうして以前はそんなことしてたのだろう?」と首を傾げたくなる話ですが、技術革新とは実はそのようなものなのではないでしょうか?
カテゴリー:新技術
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